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人間の行動を因果律で考えることをやめる [アドラー心理学の基本前提]

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近代の技術や産業もこうした自然科学の因果律を土台に成立しているせいで、

私たちは人間に関することも因果律で考えてしまいがちです。

「なぜあの人は怒りっぽいのか」と考える時、「もともと怒りっぽい性格だから」とか

「夫婦の関係がうまく言っていないから」のように原因を考えるわけです。


一方、アドラー心理学は「目的論」で考えます。怒っている人は、

その人独自の目的を達成するために「怒る」行動をとっているのだと見るのです。

これは自然科学とは、真っ向から対立する見方です。

つまり、アドラーは人間のしこうや行動に関する新しい理論体系、

いわば「人が生きることに関する科学」を提案したのです。

それは、学校では教えられていない「人間の科学」なのです。


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