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アドラー心理学の全体像 [アドラー心理学の基本前提]

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 1870年にオーストリアで生まれたアドラーは、同時代のフロイトとユングと共に

臨床心理学の基礎を築いたと評価されています。後半生はアメリカに渡って活躍し、

独自の心理学の体系を作り上げました。現代のアドラー心理学はその理論として

次の5つの前提を基本としています。


①目的論:人はまず目的を持ち、その方向に思考し、行動する(人間行動の理解)
②全体論:人の意識、無意識、思考、行動は行動は個人として一貫している(自分自身の理解)
③社会統合論:人は社会に埋め込まれている社会的な存在である(他社との関係の理解)
④仮想論:人は自分、他社、周りの世界を自分が見たいように見ている(人間認知の理解)
⑤個人の主体性:人は自分の人生を自分で決めることができる(すべては私が決める)

この5つの基本前提は、私たちが学校で習ってきた自然科学の原理とは全く違うものです。



自然科学は、原因と結果に関する法則(因果律)によって成立しています。

例えば、持っている物を放せば、重力が原因として働くことで、

下に落ちるという結果(現象)が生じます。




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